映画鑑賞
むかしは映画を観る方法は、映画館で観るしかありませんでしたが、やがてテレビで見れるようになりました。
それがビデオ機器の普及に伴って家庭でも気軽に楽しめるようになります。
レンタルビデオが盛んになってくると映画館に通う人たちが減り、家庭で観るようになりました。廃館する映画館が増えたのもこの頃です。
今やビデオは減りDVDが全盛ですが、いずれブルーレイに変わっていくようです。
テレビも今やデジタルの時代ですが、衛星放送も例外ではないようです。
日本で最初の衛星放送NHKやWOWOWもデジタル放送を始めていますが、いずれアナログ放送を終了するようです。
最近では、インターネットを利用したブロードバンド放送も一部で始まっています。
P2P技術を使ったインターネットでのブロードバンド放送に注目が集まっていて、メリットの多さから実用化される日も近いでしょう。
近い将来新作映画の封切りと同時に家庭でも楽しめる時代が来るかもしれません。
日本人ハリウッドスター
今やハリウッド映画は、アメリカの人種と同じように多様化してきています。
一時期流行ったのが、マカロニウエスタンといわれるイタリアの西部劇映画ですが、今や名監督でもあるクリント・イーストウッドは、マカロニウエスタンでブレイクした映画俳優でもあります。
東洋人で言えばブルース・リーが有名ですが、最近ではジャッキー・チェンやジェット・リーでしょうか。
残念ながらこれまで日本人主演のハリウッド作品はありませんが、出演の機会は増えているようです。
渡辺謙を皮切に役所広司、真田広之などが有名ですが、今後日本人のハリウッドスターが出るのが楽しみです。
しかし、東洋人イコールカンフーアクションの図式は何とかならないものでしょうか。
私的映画の選び方
今やインターネットの普及で映画評などは検索すればイロイロ出てきます。
それ以前は、レンタルビデオ屋の店員の一言コメントなどを参考にしていました。
しかし、店員との映画の相性が悪いと失敗します。
やはり人それぞれ映画の印象は微妙に違うものです。
次に試したのが出演俳優で選ぶことでしたが、これがまた当たり外れが多くて参りました。
有名俳優が出ているからと言って面白い映画とは限らないことを学びました。
そこで考えたのが、何か賞を取った作品、獲っていなくても良いのですが、面白い映画に出会ったらその監督の作品をたどることです。
監督で映画のできはかなり変わります。言い換えると監督が同じなら相性も合うのではないかと言うことです。
これはかなり巧くいきました。駄作に出会う機会が減り失敗してもそこそこ楽しめる作品であることが多くなりました。
これはお勧めの方法ですが、もう一つ付け加えるとしたら、映画の出来を左右するのは、脚本の出来とそれを表現できる監督だと思っていますから、監督と脚本が同じ人物か、兄弟など身内同士であることが望ましいようです。
俳優はその次だと思っています。間違っても俳優で映画を選ばない方が良いです。
なかには見事に裏切ってくれる監督もいるのであしからず。
嫌いな俳優
俳優を嫌いになる理由の一つに好きな俳優の敵役だからというのがあると思います。
あるいは悪役で印象が悪かったから等でしょうか。
だいたい悪役は嫌われる運命にあるようです。
私的には、悪役を見事にこなせる俳優こそ演技力がある俳優だと思っています。
なぜなら見事に嫌われているからです。
敵役の俳優を「憎たらしい」「むかつく」など、嫌いになればなるほど、あなたは彼の演技に魅了(引き込まれている)されていることに気付いていますか?
だから悪役(敵役)などの俳優は演技力がないと出来ません。
もちろん主演の俳優もそれなりの演技力が求められますが、良い敵役の出ている映画は面白いものです。
日本映画
今や映画は一大産業としての地位を確保しています。
日本でもやっと最近になってその地位になりつつあるようですが、世界的にハリウッドのような産業としての発展を目指しているようです。
元々香港映画は盛んで有名ですが、インドなどはその質は別にして世界最多の制作本数を誇る国です。
そんななかでもここ最近の韓国映画が有名ですが、このところめざましいのがロシア映画でしょうか。
フランスも韓国と同じように、賛否両論あるようですが国を挙げて映画制作に取り組んでいます。
日本はかなり遅れているようですが、世界に誇れる映画が作れるようになる日が来ることを信じています。
でもアイドル主演など出演者で人を呼ぶやり方はやめた方が今後のためだと思います。